nifuba - tag: tokusatsu (3/4)

テレビ愛知ではリュウケンドーは1週遅れの日曜朝6時半から。被らないのはうれしいけれど、キー局で一週遅れって…。アニメ数が多すぎるための悲劇だろうか。

しかし広井王子のネームバリューって結構大きいんだなーと今回の反応とかを見てて思った。実際に書いてるのは武上先生なので、リュウガンオーが橘さん以上の一貫しないヘタレ先輩になるとアレだなーと思いつつ録画で観るとしよう。

マックス#第三番惑星の奇跡。三池崇史監督の少女の音楽が世界を救うアンバランス幻想エピソード。特撮史上まれに見る美しい演奏シーンに圧倒された。とりあえず最近の特撮番組でなにか1話オススメを、と言われたら当分はこの回を紹介しとけばいいんじゃなかろうか。

明らかに演出と脚本のレベルがいつものマックスの数段上なのに、相変わらず馬鹿としか言いようのないDASHの面々の描写にはむしろ感心した。キャラの性格をいじらずにこういうイレギュラーな話をやって、しかも成功するというのはすばらしい仕事だとおもう。冒頭の空中戦演出もいつもより気合が入ってたみたいだし、特技監督が違うとこうも違うのか。

しかしQ的なアンバランスゾーンにおける一発ネタをベースとしたとてもイイ話だったのだけど、なんでdark fantasyでこういう話ができなかったのかね…。あと三池崇史があからさまに畑違いのウルトラの1エピソードを監督して、それが突然まれにみる傑作だったというのも（三池崇史がすばらしい映画監督であるという事実を考えたとしても／もちろん、今回の予算がいつもの数倍だとしても）なんだかテレビ特撮というフィールドの狭さを感じざるを得ないとおもった。つーか結局妖怪大戦争観てないよ！ ダメすぎる。

超星艦隊セイザーX#1。本田宗一郎は未来人だった!!! 宇宙OP、ギャグ、熱血すぎる主役、妹のカットジーンズとふともも、とりあえず危険な目に遭う子供、おもしろカッコいいスーツ、そして降り注ぐ川北ビーム！ ギャラクシーかつ超星神イズムに溢れた、超星神シリーズとしては完璧な初回。OPの「みんなが見ているぜ！」のところではゴルドさんのポーズを自然に取りそうな盛り上がりっぷりに、もはや自分のRNAには超星神イズムがコーディングされてしまっていることが伺われる。EDのものすごく幼児ウケしそうなXジャンプ、唐突に始まる教育コーナーも最高すぎる。「こんにちは！」こんにちは！ セイザーX！

落ち着いて分析してみよう。ジャスティライザーのツカミで失敗したと思ってるのか、今作は初回で全キャラクターを顔見せするという快挙を達成。テンションも尋常じゃなく高く、（おもちゃが売れにくく朝番組の視聴率が下がる夏クールを完全無視した効率のいい）3クールという比較的限られた期間に予算を凝縮して派手に展開するつもりなんだろうな。超星神シリーズの後半のダレっぷりは尋常ではないので今から心配だけど、三部作のラストとしてふさわしいシリーズになるよう期待したい。

というか7〜9月クールの無視って幼児番組にはかなり有効だといまさら気付いた。そういえば今年の夏クールも、幼児向け新番組ってイレギュラーなウルトラマンマックスだけだったな。

響鬼2のOP変更。これは一応予定通りなのかな。映像はやたらとダイナミックで楽しかった。これさえあれば春まで観ていける気がするよ！ 今回は石田監督回なので安心して観ることにしよう。

んーと、まあ、どうしようもないな。EDも無くなったし、かといって戦闘中EDが流れるわけでもないし、そこからCMに入られるとどうにもブツ切り感が漂ってしまう。5秒前伝説用EDができるまでは以前のフォーマットを保ったほうが良かったと思うんだけど、そこまで視聴率に差が出るものなのだろうか。もしくはバンダイ指令なのか。

響鬼2に新キャラ朱鬼(元URL)が登場するというリーク情報。そのデザインのキチガイさに世界が驚愕中。いくらなんでもこれは…。ネタであってほしい。

しかしアームドヒビキから予算の都合上マジョーラをやめて赤いベットリした光沢の塗料になっちゃったのだけど、この色はまったくもって悪趣味だよな…。朱鬼も同様の悪趣味カラーで、そのアグレッシブすぎるデザインセンスと相まって至上最悪のライダーとなっていると思った。いっそのことツヤを消して龍騎みたいな雰囲気にすればよかったのかもしれないけど、もうどうでもいいや。

リュウケンドーの放送決定ってマジなのかね。特撮番組史上初の全話放送前完成済み作品になるかどうか微妙なラインだな。

セイザーXの予告はスペース感満載で素晴らしい。ジャスティライザーの何がアレだったかって、せっかくの超星神シリーズなのにギャラクシズムがカケラもなかったところだと思う。低予算ギャグ特撮をやる上では正しいけど、王道を目指していたのならそれはちょっと。

ジャスティライザー#最終回。巨大シロガネがドガーンと出てきてサクッとクロガネ倒して神のパワーで世界はもとどおり。徹頭徹尾どこかでみたようなテンプレ展開特撮でした。10年に1作ぐらいはこういうのがあっても良いとは思うけど、もうおなかいっぱいです。

毎週非常に楽しみに（前情報をシャットアウトして）観ていた響鬼がひどい井上っぷりだったので何事かと思って特撮板を観たら、高寺Pは降ろされてたのか。宣伝番組としての特撮の仕組みは分かっているし、今回のこの処遇はまったくもって当たり前ではあると思うけど超ショック。夏限定の井上脚本回じゃなくて今後ずっとそうなのな…。しかしライダーが2年連続でテコ入れって、Pよりもさらに上層部の舵取りに問題があるんじゃねーの？ まーしかし当然ながら高寺Pが一番問題なわけで、というかこの人は商品を売る才能がこれっぽっちもないので、なにはともあれ一般ドラマをやった方がいいんじゃなかろうかと思った。はぐれ刑事の後釜シリーズとか。それにしても残念な作品でした。先週がまとめ的な話で本当によかった。

しかし改めて新体制になった今回のスタッフロールを見てみると、Pと脚本以外はほとんど前体制と変わっていないのな。シリーズの方針が固まった段階で脚本は誰かに任せてほしいところだけど、この望みはかなわなさそうだ…。まーしかしどうやら描かれ方が単調すぎた明日夢話と戦闘描写を強化する様子なので、ここからは第二部「アギト編」として生暖かく見守ろうと思う。なんかすごい研究成果で魔化魍は全部等身大になったんだ！ きっとそうだ！

あー、台風が去ったら映画観に行かなきゃ。鬱だ。

アニオタフォースよりミラーマンREFLEX(ミラー)。ULTRAMAN2があんなことになっちゃったので余ったスタッフで…みたいな雰囲気の漂う布陣。唐渡亮のデュミナストとか、想像するだにとってもそれっぽいし。とはいえミラーマン企画自体は小中氏も書いてるように当時そういう話があったみたいだし、ミラーマンのデザインはさておいて楽しみにしたい。

円谷にとってもWOO（NHKってこともあるし、こっちにはかなり真面目に期待）とともに久々のウルトラ以外の企画なんだよな。なんだかNプロジェクト頓挫以来の脱ウルトラ新企画の大盤振る舞いっぷりが心配でならないのだけど、もしかしてウルトラQdfとかデジタルウルトラシリーズってかなり当たってて余裕があったりするのだろうか。

樋口真嗣の日本沈没は本当だった。楽しみー。

樋口真嗣が日本沈没をリメイクするという未確認情報。本当ならかなり楽しみだな。

伝説のヒーローたちが届いたのだけど、シクレの『死ね死ね団スペシャル』がなかった。しょんぼり。とはいえレインボーマンは全部観たし、トリプルファイターが欲しかっただけだと自分に言い聞かせてあきらめる。