マックス#魔デウス。石橋蓮司演じるデウスエクスマキナすら知らないで大丈夫なのだろうか的なうだつのあがらない脚本家が見る夢の中の話をウルトラマンマックスの一編として脚本に書き起こし続けていたら、たいへんキモい怪獣デザイナーの女性が魔デウスをつくりあげてしまい、なんだかよくわからない間にカイト隊員になって魔デウスの中で光ってドカーンな話。最後の方がアレなのはきっとカイト隊員(DASH入隊基準:奇跡的に生還したから)の筆力に問題があったためだろうか。とはいえ話は理解しようとするとますますわからないので、こんど整理しとこう。
映像は相変わらず実相寺。今回の舞台は脚本家宅、怪獣工房と会議室なんだけど、とくに怪獣工房がよかった。本当にこんなところでずっと怪獣を造形し続ける仕事があれば是非就職したいものだ。露骨にノイズに溢れ増大する脚本家の住居はマニアックな物件としか。
あと魔デウスのネーミングが天才・キングジョー哲夫的ですねと言われていたけど、センスとしてはプリズ魔っぽいよなー。あと諏訪太朗は実相寺監督本人っぽくてよかった。
結論としては、実相寺だった。満足。再来週は実相寺監督による『狙われた街』続編みたいなので、非常に楽しみにしております。