ベイG#最終回。OP前に過去の激闘を紹介。こりゃいくら最終戦とはいえカイの命をかけた激闘にはかなわないか…。
と思ったら激闘なんてレベルじゃなかった。ブルックリンがあれは鳥? ヒコーキ? いや、デビルマンだ! といった感じに黒翼を生やして飛びまくる! ブラックホールに観客がヒラヒラと吸い込まれる! ビルも! 戦闘機も! ヘリも! 豪華客船も! 地球が飲み込まれる!
しかし復活した包帯グルグル巻きカイ、および仲間のパワーを借りてナチュラルに飛ぶタカオの前にはそんなブラックホールなどちょっと服が破れるぐらいの衝撃にすぎなかったのであった。ユーリの目覚めぶりもすばらしかった。まったくタカオのベイブレード愛は尋常ではないな。こうして商業主義は否定され、純粋なスポーツとしてのベイブレードが戻ってきたのであった…。つくづくタカラは作品としての自社アニメに無関心だなーと思った。
作画は不安定ではあったものの、数々の異常現象をテンション下げることなく正面から描ききってて大満足。テレ東キッズホビーアニメの最高峰に燦然と輝く最終回だった。スタッフにありがとう! 2002スタッフに呪詛を!