アトミック・トレイン。前半は普通のサスペンス映画。それなりにハラハラドキドキしたけど、核爆弾載せた列車を最終手段として撃つ戦闘機を「とりあえず」配備しろという参謀とか、それにすごく微妙な表情を浮かべる名無しの大統領ぐらいしか印象に無い。
かと思ったら終盤はなんだこりゃ! なんでこんなアナーキーなことに…。
ガソリンスタンド店主がアナーキズム全開にコロラド解放戦線を名乗って殺されたり。
指令を聞き間違えてうっかり水をかけて核・爆・発! なにもかも台無しだ!
しかし核爆発をかなりの近距離で受けた割に結構ピンピンしてる主人公たち。現代のピカはこんなもんなのな。
立ち入り禁止の道に入ってフクロウにびっくり。意味なく息子がハシゴにつかまり、命綱もうっかり落とす始末。サスペンスの使いどころを間違いすぎだ!
何もかもこいつが悪い警官の元パパさんはちょっとアドベンチャー精神がありすぎたな…死んだし! あと2分なのに殺すなよ!
「パパが死んだ…」それだけなのか…。
名無しの大統領今更出てきやがって…。壮大な音楽と偉い人のナレーションさえあればイイ話になるという見本のようなED。最悪だ!
すごい物を観た。こんなん日本で放送していいのだろうか。