nifuba

20030420001906

クレしんは寝過ごしたのでラーゼフォン映画を見てきたよ。人を馬鹿にしたようなつつましいスクリーン占有っぷりに憤慨。具体的に言うと4:3だ! …これはつまりヤマトリスペクトな上映中ビスタサイズ化で観客のドギモを抜く作戦か! イカスー、と思ってたら上下が欠けた。これが本当の貧乏ビスタかぁ〜、長生きはするもんだ…ふざけるな! しかもせっかくの新作シーンも小さいよ! CATV会社の都合でアナログ変換されたBSデジタルの番組を見てる気分になった。

どうせこのサイトを見てる人でラーゼフォンの映画を超楽しみにしてる人なんて絶対にいないのでネタバレしちゃうと、大筋も絵もテレビとほぼ同じだった。テレビ版はすごいダラダラ1回見ただけなので細部は違うかもしれないけど、だいたい同じだ! ただ、ミサトさんが実は恋人だったという伏線を誰でも分かる明確さで張り直してるのでものすごくわかりやすい話になったのは評価できると思う。逆にプロットの根本的な陳腐さが露呈するのは仕方ない。陳腐ついでに無闇にさわやかな老後プロローグも追加だ! とはいえしっかり終わった感が出るので無理矢理でもこれは悪くないと思う。

結論:映画化を決めてたのなら初めからビスタで作ればよかったのに…。

posted by ec / □ permalink / CC:BY / / 2003/04/20 00:19:06